ガソリンとプロパン、停電用にはどちら?
燃料ごとの定格出力、保管、補充、低温時の条件を比べます。LPガスという呼び方だけで対応を広げません。

デュアル燃料でも同じWとは限らない
同時に燃やして出力2倍ではない
プロパン燃焼でもCOが出る
用語を確認技術用語は何を意味する?説明を開く +
- デュアル燃料
- 指定された2種類の燃料を選べる方式。出力が2倍になる意味ではありません。
- 定格出力
- その燃料で継続して供給できる電力。
- 調整器
- 指定されたガスの圧力を機器に合わせる部品。任意の型や燃料へ交換しません。
選ぶ前に
知っておきたいこと。
燃料別の出力を読む
メーカーが燃料ごとに定格を分けるのは、同じエンジンでも出力が変わる場合があるためです。引用するChampionの海外モデルは、ガソリンとプロパンで連続出力が異なります。この例を日本向け製品やすべての機種へ同じ割合で当てはめず、実際に使う燃料の仕様を読みます。
理論より実際の補充経路
停電前に安全に入手し、運び、保管できる燃料でなければ役に立ちません。指定容器、ボンベ、調整器とホースを確認し、保管量や場所は地域の案内に従います。ガソリンを入れたままの保管も、機種の整備指示を確認します。
デュアル燃料は選択肢を増やす
通常は指定された2種類の燃料を選んで使う方式です。同時使用や運転中の切替ができるとは仮定しません。LPガスの名称だけで、プロパン指定機器へ任意の混合ガス、カセットボンベや他の調整器をつなげないでください。
燃料が変わってもCOの対策は同じ
燃料式発電機は、音が小さくても排気が目立たなくても屋内では使えません。NITEが案内する開口部から離れた風通しのよい屋外と、製品の説明書の条件を守ります。警報器や自動停止機能も、屋内使用を許すものではありません。
同じ負荷を燃料別の定格で比較。
燃料ごとに公表された連続W、運転時間と再始動の条件を比べます。
仮にガソリンで1,800W、指定ガスで1,600Wの定格なら、1,200W負荷は約67%と75%。この数値例は任意のLPガスへの適合を示しません。実機の説明書と始動余裕を確認します。

システム全体を確認。
説明書を読み、停電前に実際の機器で確認してください。
- 使う燃料での連続Wと始動W
- 指定燃料と切替の手順
- 指定ボンベ・調整器・ホース
- 温度と標高の条件
- 地域の燃料保管の案内
- 停電時に実行できる補充先
- 開口部から離れた風通しのよい屋外
- CO警報器と給油前の停止・冷却
疑問を確認
プロパンだと出力が落ちる?+
低い定格になる機種がありますが、差は機種ごとです。一定の割合で計算せず、メーカーの燃料別定格を確認します。
プロパンなら屋内で安全?+
いいえ。プロパンのエンジンもCOを発生します。屋内、車庫、テントなどで運転してはいけません。
両方の燃料を同時に使える?+
通常はどちらかを選びます。切替方法も説明書に従い、同時使用を自己判断しないでください。
長い停電ならどちらがよい?+
必要負荷を満たす出力があり、安全な保管と補充が現実的な方です。指定された2種類に対応する製品なら供給経路を分けられますが、燃料の互換性は個別に確認します。