CPAP用の電池容量をどう見積もる?
AirSense 11の公式消費電力を計算例に、加温機能と予備電源の確認項目を整理します。

AirSense 11の計算例
使用できるWh ÷ 平均W = 時間用途に近い行を選び、結果が変わる条件を下の説明で確認してください。
比較表
| 公称容量 | 80%を使える場合 | 56.1Wの場合 | 8時間を超える余裕 |
|---|---|---|---|
| 300Wh | 240Wh | 4.3時間 | なし |
| 500Wh | 400Wh | 7.1時間 | なし |
| 768Wh | 614Wh | 11時間 | あり |
| 1,024Wh | 819Wh | 14.6時間 | あり |
計画用の目安です。実際の動作時間は温度、負荷の変化、電池の状態、変換経路により変わります。

選ぶ前に
知っておきたいこと。
加温機能で消費電力が変わる
加温加湿器と加温チューブは消費電力に大きく影響します。ただし、使用時間を延ばすために治療設定を変更する判断はこの計算では扱いません。処方された使用条件とメーカー、医療者の指示に従い、その条件のままで必要な電源を計画してください。
公称容量をすべて使えるとは限らない
インバーターの変換ロス、電池の保護、温度、本体の消費電力などで、機器に届く電力量は減ります。表は公称容量の80%を使えるとする計算例です。この割合は特定の電源の性能保証ではありません。
適合確認と実機試験が必要
CPAP、チューブ、加湿器、承認された電源アダプター、予備電源の組み合わせで確認します。低負荷で電源が自動停止しないか、必要な睡眠時間を支えられるかも重要です。メーカーが認める予備電源計画を優先し、必要に応じて医療者へ相談してください。

電源から機器まで確認しましょう。
容量が十分でも、出力、ケーブル、地域向けの仕様が合わないと使用できません。
- 必要な睡眠時間と予備時間
- 運転時とピーク時に必要な出力
- 低負荷・省電力モードによる停止
- 承認されたアダプターと適切なコード
- 実際の使用条件での確認と予備手段
実用的な答え
500Whで一晩使えますか?
機種と使用条件によります。56.1W、使用可能な電力量80%の例では約7.1時間で、8時間分の余裕はありません。
ほかの計算で使用時間が長く出るのはなぜ?
加温機能を使わない条件、低い実測消費電力、変換ロスを含めない計算など、前提が異なる場合があります。同じ治療・機器条件かを確認してください。
この表で医療機器の適合を判断できますか?
できません。電力量の計画例です。治療に関する判断はメーカーと医療者に確認し、使用する電源の適合性も別に確かめてください。
出典と根拠1 公式 出典出典を表示
仕様資料と計算結果を分けて確認します。
製品一覧には技術的な参考資料と日本向けの型番を分けて掲載しています。ホームの計算では、地域向けの仕様を確認できた機種を入力条件と照合します。適合の保証や購入先の案内ではありません。実際の機器の消費電力を入力し、端子と説明書も確認してください。