PC用モバイルバッテリーは何W必要?
USB PDの電圧と出力、ケーブル、Wh容量を組み合わせて確認します。

74Whの電池から供給できる時間の換算
公称Wh × 使用できる割合 ÷ 機器のWh用途に近い行を選び、結果が変わる条件を下の説明で確認してください。
比較表
| 一定の負荷とした場合 | 55.5Wh ÷ 負荷 | 使い方の例 | 主な確認点 |
|---|---|---|---|
| 45W | 1.23時間 | 省電力の小型PC | 45WのPD条件 |
| 65W | 0.85時間 | USB-C対応ノートPCの例 | 65W対応のポートとケーブル |
| 100W | 0.56時間 | 高出力が必要なPC | 5A対応ケーブルなどの条件 |
| 140W | 0.40時間 | USB PD 3.1 EPR対応PC | 電源・ケーブル・PCすべての対応 |
計画用の比較です。実際に届く電力量は電圧変換、配線ロス、温度、電池の状態、機器の動作で変わります。

選ぶ前に
知っておきたいこと。
合計出力ではなく1ポートを見る
130Wや200Wという表示が、複数ポートの出力を合計した数字の場合があります。PCが1つのポートから受け取るなら、そのポートの上限と電圧条件が重要です。ほかの機器を同時に接続すると出力配分が変わる場合もあるので、仕様表を確認してください。
充電器のWは使用時間ではない
PC付属充電器のW数は最大供給能力であり、作業中の平均消費電力と同じとは限りません。表は一定の電力を使い続けた場合の電力量換算です。実際に延びる使用時間は、作業内容、PC内蔵電池の残量、充電制御によって変わります。
ケーブルも給電条件の一部
高いUSB PD出力には、その電流や動作モードに対応するケーブルが必要です。端子が同じUSB-Cでも、100Wや140Wに対応するとは限りません。専用充電端子を使うPCではUSB-C入力自体に対応しない場合もあるため、PC側の説明書から確認します。

電源から機器まで確認しましょう。
容量が十分でも、出力、ケーブル、地域向けの仕様が合わないと使用できません。
- PCが必要とするUSB-Cの電圧とW
- バッテリーの1ポート出力
- 必要なPD規格とEPR対応
- ケーブルの電流・電力定格
- 延ばしたい時間に必要なWh
- 同時使用時の出力配分
実用的な答え
100WのPCを65Wで充電できますか?
PCがその給電条件を受け付ける場合は、遅い充電や軽い負荷時のみの充電になることがあります。警告、残量低下、給電拒否もあり得るため、PCの指定条件を確認してください。
付属充電器が140Wなら140Wが必要ですか?
同等の最大充電条件を求めるなら、PC、電源、ケーブルが必要な140WのPD条件に対応する必要があります。機種によっては低い出力でも制限付きで使えますが、確認なしに判断しないでください。
100W対応でもすぐ電池が切れるのはなぜ?
Wは供給する速さ、Whは蓄えた量です。高出力でも容量が小さければ、必要な出力を供給できても使用時間は短くなります。
出典と根拠3 公式 出典出典を表示
仕様資料と計算結果を分けて確認します。
製品一覧には技術的な参考資料と日本向けの型番を分けて掲載しています。ホームの計算では、地域向けの仕様を確認できた機種を入力条件と照合します。適合の保証や購入先の案内ではありません。実際の機器の消費電力を入力し、端子と説明書も確認してください。