電池容量に使う値と入力条件
この計算で参照するStarlink Miniの仕様書には、平均消費電力25〜40 W、DC入力12〜48 V・60 Wが記載されています。平均は固定値ではなく、気温や通信状況などで変わります。
容量は必要な時間と平均電力から考えます。一方、給電側の出力や電圧は、メーカーが指定する入力条件を満たす必要があります。現地でサービスを使えるか、契約が利用場所に対応するかは、電源とは別に確認してください。
平均30 Wでも、30 W充電器とは限らない
平均消費電力が低くてもUSB-Cの要求条件は別です。メーカー仕様書は対応するUSB-C給電に100 W、20 V・5 Aの電源と専用アクセサリーを示しています。
充電器の合計出力だけでなく、使うポートから必要なプロファイルを出せるかを確認します。別の機器を同時に充電すると、ポート間で電力が分配される製品もあります。
ケーブルも指定された方法に対応するものを使ってください。USB-Cや丸形端子という外形だけでは、電圧、電流、極性の適合は分かりません。
設置場所と電池の置き方
アンテナの周囲に枝や建物などの障害物があると通信に影響します。設置の条件はStarlinkの案内に従って確認しましょう。
アンテナを開けた場所に置く一方、電池は高温を避け、説明書の使用温度や防水条件を守ります。ケーブルを扉やヒンジで挟まない経路も決めてください。
出発前に実際の構成で試す
持っていく電池、ポート、ケーブルを使い、起動できるか、通信を続けられるかを確認します。短時間の起動テストだけで、必要な時間すべて動くとは判断しません。
必要時間に余裕を加えて、通信の使用例や計算ツールで電力量を確認できます。現地にコンセントがある予定なら、対応する純正電源も用意しましょう。
出典
仕様はメーカーと規格団体の資料で確認してください。
