インバーター式と従来型、何が違う?
出力の質、負荷変動、音、重量と連続Wを確認します。方式名だけで電子機器との適合を決めません。

回転制御は機種ごとに確認
始動時の最大Wと混同しない
方式名だけで互換性は決まらない
用語を確認技術用語は何を意味する?説明を開く +
- インバーター
- 発電した電気を制御された交流へ変換する電子回路。
- THD
- 交流波形のひずみを表す指標。正確な機種の資料で確認します。
- 始動W
- モーターなどが起動するときに短時間必要な電力。
選ぶ前に
知っておきたいこと。
電気を作る経路が異なる
従来型では発電周波数とエンジン回転の関係が重要です。インバーター式は発電した電気を直流へ変換し、制御された交流へ戻します。軽い負荷で回転を下げられる設計もありますが、出力の品質は製品ごとの仕様です。
最大Wだけで選ばない
定格・連続Wは継続して供給できる出力、始動Wは短い増加への能力です。同時使用のWを足し、最大の現実的な追加始動負荷と余裕を見込みます。VA表記の場合は、接続機器の力率を無視してWと同じと決めないでください。
電子機器と周波数は個別確認
Honda日本は正弦波インバーターや一部機種の50/60Hz切替を説明しています。これはすべての発電機が同じ能力を持つという意味ではありません。使う地域と機器の表示に合わせ、正確な型番の電圧、周波数と波形を確認します。
騒音値は測定条件と一緒に
小型防音型は軽負荷で静かな場合がありますが、開放型インバーターもあります。dBの数値だけで順位を付けず、測定距離、負荷と方式がそろうか確認します。重量、保守部品と地域のサポートも選ぶ条件です。
方式を選ぶ前に必要な出力を計算。
同時に動く機器のWを足し、最大の追加始動負荷と余裕を見込みます。
冷蔵庫120W、通信60W、照明40Wなら220W。冷蔵庫が起動時600Wなら、全体の始動負荷は220+480=700Wで、ここへ余裕を加えます。

システム全体を確認。
説明書を読み、停電前に実際の機器で確認してください。
- 同時負荷を満たす連続W
- 最大の現実的な始動負荷
- 正確な型番の波形・THD
- 騒音の距離と負荷条件
- 電圧・周波数・端子
- CO停止機能があっても安全な屋外設置
- 並列運転は指定された組み合わせ
- 地域での保守・部品・保証
疑問を確認
インバーター式なら電子機器に必ず使える?+
方式名だけでは決まりません。その機種の波形、出力と周波数を、つなぐ機器の説明書と照合します。
なぜ静かな機種がある?+
軽負荷で回転数を下げ、防音構造を使う機種があるためです。大きさ、負荷と構造で違うので、同じ測定条件で比べます。
家庭の停電には従来型がよい?+
予算に対する連続Wが有利な場合はありますが、重量や音も増えることがあります。安全な屋外設置と建物への接続は、方式とは別に確認します。
2台をつなげられる?+
メーカーが指定する機種同士と専用キットの場合だけです。同じW数や端子であっても並列接続できるとは限りません。