Meshtasticとは
Meshtasticは、安価なLoRa無線ボードとスマートフォンアプリを組み合わせるオープンソースのプロジェクトです。メッセージはノードからノードへと中継されるため、うまく配置した数台のノードで、ひとつの地区や谷あいの人々をつなぐことができます。
通信距離は地形やアンテナ、設定によって変わり、その先にインターネット接続や緊急通報サービスがあるわけではありません。周波数や出力の上限は各地の規則に従うため、使用する場所に合った地域設定を選んでください。
1回の測定では足りない理由
ノードは大半の時間を受信待機に費やし、送信時にはより多くの電力を使います。一般的なハンディテスターは瞬間値を表示するため、1回の測定値は実際よりかなり低くも高くもなり得ます。
Meshtasticは、少なくとも1時間、理想的には2~6時間にわたってワット時またはミリアンペア時を積算できる測定器や安定化電源を勧めています。ごく小さな電流まで測れる測定器かどうかも確認してください。既存の混雑したメッシュで試験をするのは避けましょう。チャンネル名や暗号鍵を変えても、試験がほかの人に影響することは防げません。許可された地域設定の範囲内で、その場所で使われていない周波数スロットを選ぶ方法について、公式ガイドの手順に従ってください。
ミリワットからワット時へ
電力は電圧×電流で求められます。5V×50mAなら250mWです。24時間では6Whになります。ガイド自身の例では、あるノードが3時間で0.72Whを消費しました。平均240mWで、1日あたり約5.8Whに相当します。
バッテリーとパネルのおおまかな見積もり
これは当サイト独自の計算例で、Meshtasticの数値ではありません。1日6Whとし、十分な日照のない日が3日続くと想定すると、ノードはバッテリーから約18Whの供給を受ける必要があります。個々のセルの公称容量を当てにするのではなく、パック自体のロスと予備分を差し引いても使えるエネルギーがこの値をはっきり上回る、保護回路付きのバッテリーパックを選んでください。
パネルについては、冬の1日に得られる日射が快晴時の1.5時間分に相当し、パネル定格出力の60%がバッテリーに届くと仮定します。6÷(1.5×0.6)≈6.7Wで、これは1日分の消費をまかなうだけの値です。6Wのパネルでは約5.4Whしか得られないため、同じ前提で1日約9Whを得られる10W前後のパネルが、ある程度の余裕を持たせた妥当な例になります。日々の消費をまかなうことと、空になった予備バッテリーをすばやく充電し直すことは別の話です。場所や季節によってもこの数値は変わるため、まずはご自身のノードを測定してください。
同じ考え方は大きなシステムにも当てはまります。ポータブル電源に必要なソーラーパネルのサイズや、停電への備えもご覧ください。
ソフトウェアと測定方法に関する情報で、製品の発売ではありません。無線の設定は各地の法規に従う必要があります。
