Jackeryが発表した内容
欧州版のExplorer 1000 Plus v2は、1,024Whのリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーと1,800Wの定格出力を備えています。Jackeryによると、欧州版の230Vコンセント3口、USB-C 2ポート、USB-A 1ポート、12Vソケット1口を搭載し、ソーラー入力は最大400W、AC充電は約1.25時間です。
Jackeryは、新モデルが前モデルより44%小さく、26%軽いとしています。ただしこの比較対象は従来の1000 Plusで、1000 v2ではありません。混乱の多くはここから生まれています。
1000 v2と1000 Plus v2を並べると
Jackery自身の数値では、1000 v2は容量1,070Wh、出力1,500W、重さ約10.8kgです。1000 Plus v2は容量1,024Wh、出力1,800W、重さはやはり約10.8kgです。サイクル寿命はPlus v2が容量70%までで6,000回、1000 v2が4,000回とされ、UPS切り替え時間は10msと20ms以下です。
ノートパソコンや照明、ポータブル冷蔵庫を使う週末程度なら、容量の差は約4%にすぎず、消費電力と変換効率が同じであれば使える時間は近くなります。ただし実際の使用時間は、仕様には示されていない変換ロスや待機時の消費電力にも左右されます。違いが出るのは1,500~1,800Wクラスの消費電力が大きい機器を使うときや、後から容量を増やしたいときです。Jackeryは1000 v2についてバッテリー拡張を記載していません。
ExplorerとHomePowerは別の製品
Jackeryは2026年8月27日に、HomePower 1000 Plus V2も発表しました。容量1,024Wh・出力1,800Wは共通ですが、ACコンセントは4口で、USB-Cポートは140Wと30Wです。欧州版Explorerの別名ではなく、別の地域向けモデルです。
一方のモデルのレビューや仕様表が、もう一方にそのまま当てはまるわけではありません。価格やアクセサリーを比べる前に、ご自身の市場向けの正確な型番、コンセントの形状、電圧を確認してください。
違いを実感するのはどんな人か
Plus v2は、まず1台から始めて長時間の停電に備えてバッテリーを追加したい人や、最大1,800Wの消費電力が大きい機器をときどき使う人に向いています。主に旅行用のコンパクトなバッテリーが必要なら、同じ重さで容量がわずかに大きい1000 v2が選択肢になります。
機器をコンセントに挿して使うことと、住宅の配線に電力を供給することは別物です。後者には適切な機器と、資格を持つ電気工事士による施工が必要です。
選ぶ前に、使いたい機器の消費電力を使用時間計算ツールで合計するか、ポータブル電源の選び方をご覧ください。
Jackeryは2026年10月中旬からの欧州での販売を発表しています。これは日本での発売を示すものではありません。その他の市場の価格や販売状況は各地域で決まります。
